ペトロブラスはパラナ州の化学肥料工場(Fafen)を閉鎖か

ペトロブラス石油公社は、負債軽減と収益増加を目的に石油・天然ガス開発のコア事業に資本集中するために、広げすぎたポートフォーリオ事業の清算を積極的に行っており、国内外のコア事業以外の資産売却を進めている。

ペトロブラスは、1,000人の従業員を擁するパラナ州アラウカリア市の化学肥料工場(Fafen)を事業編成のために売却を進めていたにも関わらず、買収を希望する投資家がいないために、化学肥料の生産工場閉鎖を余儀なくされると見込まれている。

今後12年間に亘って赤字計上が予想されているバイア州並びにセルジッペ州の2カ所の化学肥料工場(Fafen)の操業停止で、冬眠入りでコスト削減を図るが、希望者には他州への配置換えを提供していた。

しかしペトロブラスは明日15日にパラナ州アラウカリア市の化学肥料工場(Fafen)の閉鎖計画を発表するが、従業員の他州への配置換えは行われないと予想されている。(2020年1月14日付けエスタード紙)

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