サントス港湾取扱量は今後20年間で50%増加

Santos Port Authority(SPA 前サンパウロ州ドック会社)のサントス港の2040年までの港湾開発計画によると、2040年のサントス港湾の荷物取扱量の処理能力は、現在の49%増加に相当する2億4,060万トンが見込まれている。

今後20年間のサントス港湾の荷物取扱量需要は、現在の58%増加に相当する2億1,494万トンが見込まれているが、20年後の荷物取扱量の能力2億4,060万トンで十分対応が可能となる。

サントス港の2040年までの港湾開発計画では、サントス港湾に乗り入れる貨物鉄道の整備並びにネットワークに接続した複数のコンピューターを連携して1つのコンピューターシステムに統合し、処理や運用を効率化するクラスター(Cluster)システムの採用で効率化を図る。

今年のサントス港湾のコンテナ需要は、440万Teusに対して処理能力は530Teus、前記同様に2030年は590万Teus、870万Teus、2040年には790万Teus、870万Teusが計画されている。

また今年のサントス港湾の穀物需要は、6,190万トンに対して処理能力は6,970万トン、前記同様に2030年は7,400万トン、9,530万トン、2040年には8,160万トン、9,530万トンが見込まれている。

今年のサントス港湾のパルプ需要は630万トン、710万トン、前記同様に2030年は1,000万トン、1,050万トン、2040年には1,000万トン、1,050万トンが見込まれている。(2020年2月18日付けヴァロール紙)

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