昨日6日Onyx Lorenzoni市民相は、Gaúchaラジオとのインタビューで、コロナバウシャー(Coronavoucher)と呼ばれる緊急補助金政策の第1回補助金支給を今月7日から連邦統一登録リスト(Cadastro Único)に記載されている人が対象で、なおかつ連邦貯蓄金庫若しくはブラジル銀行に口座を擁している人から開始すると説明した。
Onyx Lorenzoni市民相は、連邦統一登録リスト(Cadastro Único)に登録されている1,000万人~1,800万人の労働者が緊急補助金を受け取る。また8日から連邦貯蓄金庫やブラジル銀行以外の銀行に口座を持っている人への支払い開始される。
貧困層向け生活扶助の家族手当(ボルサ・ファミリア)受給者への緊急補助金支払いは、今月16日から緊急補助金政策の支払いスケジュールに沿って行われる。
緊急補助金(auxílio emergencial)は、非正規雇用者、シングルマザーなどの女性の世帯主、個人・零細企業主、貧困層向け生活扶助の家族手当(ボルサ・ファミリア)並びに社会保障院(INSS)の審査待ちの勤労不可能な高齢者や障害者に対する最低賃金額を支給する継続扶助(Benefício de Prestação Continuada–BPC)申請者の救済目的で支払われる。
この緊急援助政策の受給条件は、“非正規雇用者”、“18歳以上”、“年金・恩給や失業手当の非受給者”、“ボルサ・ファミリア以外の所得援助の非受給者”、“一人当たりの世帯収入が最低サラリーの半分に相当する522.5レアル以下”、“世帯収入が最低サラリーの3倍以下”並びに“2018年度の所得が2万8559.7レアル以下”などの条件が課されている。
貧困層向け生活扶助の家族手当(ボルサ・ファミリア)の場合は、家族当たり最大2人分の緊急補助金(auxílio emergencial)を受給できる。また“個人および零細企業主(MEI)として営業活動”している人も含まれる。(2020年4月6日付けエスタード紙サイトから抜粋)