パンデミック90日間のインターネット販売は71%増加(2020年6月11日付けヴァロール紙)

新型コロナウイルのパンデミック対応の外出自粛令並びに必需品以外の小売販売自粛要請開始の2月下旬から90日間のインターネット販売は71.0%増加の273億レアルに達したとCompre&Confie社の調査で判明している。インターネット販売の小売販売マーケットシェアは、パンデミック前の6.0%から7.2%に上昇している。

2月24日~5月24日の90日間のインターネット販売の需要軒数は、前年同期比82.1%増加の6,890万件に達した一方で、平均購入価格は6.1%減少の395.80レアルとなっている。

外出自粛期間の消費者は、充分過ぎるほどのオンラインショッピング選定の時間を擁しており、日々の必需品でより安い商品の購入傾向を示している。デジタルカメラ、映写機やドローン機器などの購入は、見送られているとCompre & Confie社のAndré Dias専務は指摘している。

過去90日間のカテゴリー別インターネット販売では、ギフトカードが610%増加、食品・飲料222%増加、楽器類187%増加、玩具170%増加並びに文房具類が159%増加している。

最も過去90日間のインターネット販売で増加しているアイテムとして、除菌・消毒用ジェルは14.221%、子供用アンダーガード6.922%、パジャマ3,874%、幼児用タオル3.791%、テーブルクロスは3.574%それぞれ4桁以上の爆発的な増加を記録している。

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