22日国庫庁の発表によると、2020年8月の1日平均のオンライン取引による電子ノッタ請求書総額(Notas Fiscais Eletrônicas)は前年同月比13.4%増加の268億レアルを記録、前月比4.4%増加している。
今年8月の電子請求書総額は今年初め8か月間で最高を記録して、COVID-19パンデミックによる経済活動停止要請の解除に伴って、経済回復サイクル基調に突入していると経済省経済班スタッフは示唆している。
国庫庁の今年8月の毎週の平均電子請求書総額は1,750億レアルを上回っており、特に8月の最終週の電子請求書総額は2,100億レアルに達しており,週を追うごとに増加傾向となっている。
今年8月の鉱工業部門の1日当たりの平均売上は、前月比5.4%増加の142億レアル、前年同月比では9.8%と大幅な増加を記録して顕著な回復傾向を示している。一方今年8月の小売業部門の1日当たりの平均売上は前月比1.7%増加の100億レアル、卸売販売部門は前月比1.5%増加の70億レアルであった。
国庫庁の今年8月の電子請求書総額は、COVID-19パンデミックでオンライン取引の加速で前年同月比48.6%増加の6,800億レアル、前月比では2.3%増加を記録している。
今年8月はオンライン販売増加に伴ってブラジル全国での電子請求書総額が増加、北部地域の今年8月の電子請求書総額は前年同月比24.7%増加、前月比5.1%増加、前期同様に北東部地域は10.8%増加、5.2%増加、中西部地域は20.2%増加、0.8%増加を記録している。
また前期同様に今年8月の南東部地域の電子請求書総額は11.0%と二桁増加を記録、5.6%増加、南部地域も13.3%の二桁増加を記録、3.1%増加を記録している。