ブラジル段ボール協会(ABPO)の発表によると、景気動向のバロメーターとして用いられる2020年8月のダンボール箱出荷は前月比3.2%増加の34万6,000トンで月間記録を更新、前年同月比では8.1%と大幅な増加を記録している。
今年8月の休日を差し引いた1日当たりの平均段ボール箱出荷は、COVID-19パンデミックからの順調な回復で前年同月比12.3%と二桁増加の1万3,300トンを記録している。
今年初め8か月間の段ボール箱関連派生商品出荷は前年同期比3.7%増加の244万トンを記録して、COVID-19パンデミックからの順調な回復基盤の兆候を示している。
季節的な影響のないデータを考慮すると、今年8月の段ボール箱出荷は前月比2.1%増加の33万3,800トンで2005年初めからでは記録を更新している。