7月の天然ガス消費が回復(2020年10月7日付けヴァロール紙)

ブラジル都市ガス配給会社協会(Abegás)の発表によると、今年7月の天然ガス消費は、COVID-19パンデミックの影響で消費が大幅に落ち込んだ影響で前年同月比マイナス14.3%を記録している。

今年7月の1日当たりの平均天然ガス消費は、COVID-19パンデミック期間中の大幅減少から一転して前月比1.2%増加の5,187万立方メートルと徐々に回復傾向を示している。

COVID-19パンデミックの影響で、今年4月及び5月の天然ガス消費は大幅に減少していたが、ブラジル国内全体の経済活動の再開に伴って、6月から天然ガスの消費は増加傾向を示しているとAbegás協会のAugusto Salomon会長は説明している。

今年7月の商業部門の天然ガス消費は、前年同月比マイナス47.24%と半減、特に電力エネルギー部門消費はマイナス39.27%、製造業部門の天然ガス消費はマイナス6.19%であった。

今年7月の商業部門の天然ガス消費は、前月比15.38%と二桁増加を記録、自動車業界向け天然ガス消費は11.23%増加、ブラジル国内の天然ガスの供給を受けているのは370万Unitsに達している。

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