9月の二輪生産は今年の月間記録更新(2020年10月15日付けヴァロール紙)

ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)の発表によると、2020年9月のマナウスフリーゾーンの二輪車生産は、前月比6,8%増加の10万500台強を記録して今年3月の10万2,900台を突破して月間最高の生産を記録している。

また今年9月の二輪車生産は前年同月比では13.1%増加した一方で、今年初め9か月間ではマイナス17.1%の69万3,400台で依然として二桁台の減少を記録している。

ブラジル二輪製造会社協会(Abraciclo)では、今年の二輪車生産台数を年初予想の前年比6.0%増加の117万5,000台から前年比マイナス15.4%に相当する93万7,000台と大幅な下方修正を余儀なくされている。

COVID-19パンデミックの影響でマナウスフリーゾーンの二輪車生産は、4月並びに5月は生産中止を余儀なくされていたが、6月から生産回復基調サイクルに入って増産体制を敷いている。

年初の今年の二輪車販売予想は114万台であったが、3月からのCOVID-19パンデミックの影響で生産及び販売中止を余儀なくされたために、昨年の107万7,000台の販売実績のマイナス16.0%に相当する90万5,000台と20万台以上の下方修正を余儀なくされている。

また今年の二輪車輸出予想は、主要輸出国のアルゼンチンの金融危機並びにCOVID-19パンデミックによる世界経済の後退に伴って、前回同様に前年比マイナス27.5%に相当する2万8,000台に留まると予想している。

今年9月の二輪車販売は前月比3.8%増加の9万9,600台、前年同月比13.6%の二桁増加を記録、今年初め9ヶ月間の二輪車販売は前年同期比マイナス20.8%の二桁減少の63万800台に留まっている。

今年9月の二輪車輸出は前月比マイナス29.9%の3,622台に留まった一方で前年同月比では51.5%増加を記録、今年初め9ヶ月間の二輪車輸出は前年同期比マイナス18.8%の2万3,653台に留まっている。

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