中銀の最終フォーカスレポートでは、一般エコノミストは今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を前回予想の3.02%から3.20%、2021年のIPCA指数を3.11%から3.17%にそれぞれ上方修正している。
また的中率が最も高いトップ5の今年のIPCA指数は、前回予想の2.92%から3.08%、2021年のIPCA指数は、前回予想の3.27%から3.31%にそれぞれ上方修正している。
今年のGDP伸び率は前回予想のマイナス4.81%からマイナス4.80%に微調整、2021年のGDP伸び率は前回予想の3.34%増加から3.31%に下方修正。6月末のGDP伸び率予想マイナス6.54%から大幅に上方修正されている。
一般エコノミスト及びトップ5の今年の政策誘導金利(Selic)は前回同様の2.00%に据置、また一般エコノミストは2021年のSelic金利は前回同様2.75%に据え置いたが、トップ5は2.00%から2.25%に引き上げている。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替は、前回予想のR$5.50からR$5.55に下方修正したが、2021年のドルの為替は、R$5.30からR$5.24%に上方修正している。