JD-020/21
2021年1月26日
会員各位
ブラジル日本商工会議所事務局
この度、在サンパウロ日本国総領事館より詐欺事件(カード不正利用)についての情報をいただきましたので共有いたします。
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—–Original Message—–
From: 在サンパウロ日本国総領事館 [mailto:sp@mailmz.emb-japan.go.jp]
Sent: Tuesday, January 26, 2021 11:55 AM
To: secretaria@camaradojapao.org.br
Subject: 詐欺事件(カード不正利用)
以下のとおり,邦人が被害者となる詐欺事件(カード不正利用)が発生しましたの
で,ご注意ください。
1 発生日時
1月9日(土)
2 事件概要
被害者が1月9日に、出張のため当地グアルーリョス空港に到着し、第3ターミナ
ル2階にあるATM機でキャッシングしようと自身のクレジットカードを挿入する
も、手数料が高額であったため結局キャッシングはしなかった。後日オンライン明細
を確認したところ、不正利用が確認されたもの(被害総額約500ドル)。
被害者が日本の銀行に被害報告したところ、行員より「同様の被害が多発している
ことから、海外の空港に設置されているATM機は使用しないように。」との注意を
受けたもの。
3 防犯対策
スキミング手口は、ATM等利用時の情報盗難、店員によるセキュリティコード、
暗証番号の情報盗難、インターネット利用時の情報盗難など様々ですが、人通りの少
ない場所や空港に設置されたATM機の利用は避ける、カード支払時の操作は自身で
行う、暗証番号入力時は隠す、カード裏面のセキュリティコードをマスキングテープ
で隠すなど、出来る対策を行って下さい。
他方、当地治安当局によれば、最近は支払いで利用する機器にスキミング機能が内
蔵されており、いつも通り操作する最中に情報が盗難されるケースが増加傾向にある
とのことです(カンポリンポでも不正機器が販売されていたとの情報があります)。
被害を完全に防ぐことは容易ではありませんが、できる限り情報盗難に遭わないよ
う細心の注意を払って下さい。また、身に覚えのない支払いを発見した場合には、速
やかにカード会社へ連絡することにより、実質的な被害は防げますので、可能な限り
利用明細を確認するよう務めてください。
【問い合わせ先】
在サンパウロ日本国総領事館 領事部
電話 (55-11)3254-0100
メール cgjassist@sp.mofa.go.jp
※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停
止手続きをお願い致します。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite
※ ご帰国,他国に転居等されておられ,帰国(転居)届がお済みでない場合は,誠
に恐れ入りますが,以下のとおり手続きをお願いします。
<帰国>
紙で在留届を提出された方は,当館にFAX,メール等で帰国届を提出して下さい。
ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
<転居>
最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いしま
す。