1日発表の中銀のフォーカスレポートによると、2021年のブラジルのGDP伸び率は、前回予想の3.49%から3.50%に僅かながら上方修正している。一方2022年のGDP伸び率は、前回同様2.50%に据え置いた。
今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の3.50%から3.53%に若干上方修正した一方で、2022年のIPCA指数は、前回同様3.50%に据え置いている。
的中率が最も高いトップ5の今年のIPCA指数は、前回の3.40%から3.64%と大幅に上方修正した一方で、2022年のIPCA指数は、前回同様3.50%に据え置いている。
一般エコノミストは今年末の政策導入金利(Selic)は、前回同様3.50%に据え置いている。2022年末のSelic金利も5.00%に据え置いた。また今年のIPCA指数は3.75%、2022年は3.50%、許容範囲は±1.50%に設定している。
トップ5は、今年のSelic金利を前回予想の3.50%から4.00%と大幅上方修正、2022年も5.00%から5.38%に大幅に上方修正している。今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.00からR$5.01 ,2022年末は前回同様R$5.00に据え置いている。一方トップ5は今年末はR$5.05、2022年末はR$4.95に据え置いている。