2020年12月の段ボール箱販売は二桁増加、年間では5.5%増加で記録更新(2021年2月2日付けヴァロール紙)

ブラジル段ボール協会(ABPO)の発表によると、景気動向のバロメーターとして用いられる2020年12月のダンボール箱出荷は、前年同月比11.1%の二桁増加の31万8,900トンを記録した。

昨年12月の段ボール箱生産31万8,900トンは、統計を取り始めた2005年以来では初めて月間生産が30万トンを突破したとジェツリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所(Ibre/FGV)の調査で判明している。

昨年12月の段ボール箱販売は前月比2.5%増加、昨年第4四半期では、前年同期比7.6%増加の102万トンであったが、第3四半期の103万トンを1万トン下回った。

COVID-19パンデミックによる段ボール箱生産で大きな影響を受けた昨年6月までと一変して、昨年7月から生産が回復、2020年の段ボール箱生産は、前年比5.5%増加の380万トンに達し記録更新している。

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