動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2021年1月のトラックやバスを含む新車登録台数は、前年同月比マイナス11.53%の17万1,100台の二桁減少を記録、前月比ではマイナス29.85%の下落を記録している。。
自動社業界は、COVID-19パンデミック発生後の生産中止、売れ行き不振による在庫調整、アジアからの不品輸入問題などの要因で、部品やユニットサプライヤーからの部品供給問題の発生で、予定の新車生産に支障をきたしていると全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)のAlarico Assumpção Júnior会長は指摘している。
COVID-19パンデミックの第2波による自動車業界への負のインパクト並びにサンパウロ政府による商品流通サービス税(ICMS)の税率の引上げは、自動車業界の7万人以上の従業員の雇用リスクに繋がっているとAlarico Assumpção Júnior会長は指摘している。
サンパウロ州の新車に対する商品流通サービス税(ICMS)の税率は12.0%から13.3%、中古車向けICMS税の税率は、1.8%から5.52%と207%引上げられている。