今年1月の食肉輸出量は前年同月比マイナス6.0%(2021年2月5日付けヴァロール紙)

経済省通商局(Secex)並びにブラジル冷凍業者協会(Abrafrigo)の発表によると、2021年1月のブラジルの食肉輸出量は、前年同月比マイナス6.0%、輸出金額はマイナス11.0%を記録している。

今年1月の食肉輸出量は、前年同月の13万5,400トンから約8,000トン減少の12万7,100トン、輸出金額は、前年同月の6億1,800万ドルから5億4,900万ドルに減少している。

今年1月の中国並びに香港向け食肉輸出量は前年同月の7万7,000トンから7万9,900トン増加したにも関わらず、他の地域向け輸出が減少したために、前年同月比では輸出量並びに輸出金額ともに減少している。中国並びに香港向け食肉輸出量は全体の62.8%に達している。

2020年10月の中国並びに香港向け食肉輸出量は10万9,000トン、11月は12万3,000トン、12月は10万1,000トンと中国で最も大切で伝統的な祝日の今年2月の春節(旧正月)向けに食肉在庫のために増加していた。中国向け食肉輸出は3月から正常に戻ると予想されている。

今年1月の食肉輸出では、チリが中国に次いで5,200トンを記録したが、前年同月比ではマイナス16.6%と二桁台の減少を記録している。3位はエジプトでマイナス13.5%の4,500トン、フィリピン、イスラエルサウジアラビアが続いている。今年1月のブラジルの食肉輸出では46か国が前年同月比で増加した一方で58か国は減少している。

 

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