24日日産は、ワクチン接種の大幅な遅れ、COVID-19パンデミック拡大に対する従業員の感染拡大を予防する目的で、リオ州レゼンデ自動車工場の自動車生産を今月26日から4月9日迄15日間に亘って停止すると発表している。
日産のリオ州レゼンデ自動車工場の従業員総数は2,000人、そのうち今回の集団休暇対象の従業員は、製造ラインの従業員850人を中心に全ての部門の従業員が対象となっている。
日産の集団休暇制度の導入は5番目の自動車メーカーであり、今後2週間に亘って自動車業界の従業員3万人近くが集団休暇採用で、COVID-19感染を予防する。
Volvo社並びにScania社は、COVID-19感染予防対策並びに世界的な自動車部品の供給不足で、自動車工場の操業ができないために集団休暇の導入を余儀なくされている。
Volkswagen社は、ブラジル国内の4カ所の自動車工場での操業停止を発表、Scania社は、サンパウロ州のサン・ベルナルド・ド・カンポ工場、Volvo社はパラナ州クリチーバ工場、Mercedes-Benz社は国内の2カ所の自動車工場での集団休暇による生産調整を余儀なくされている。