自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2021年3月のトラックやバスを含む新車登録台数は、COVID-19パンデミックの影響を受けた初めの月に相当する前年同月比15.78%増加の18万9400台を記録している。
また今年第1四半期の累計新車販売は、前年同期比マイナス5.39%の52万7900台に留まっているにも拘らず、今年第1四半期のトラック販売は、前年同期比27.55%増加、特に3月は65.79%と飛躍的な増加を記録している。
一方今年3月のバスやトラック除く新車販売は、前年同月比8.16%増加、今年第1四半期では、マイナス11.11%と依然として二桁台の落込みを記録している。
全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、今年3月の新車登録台数の多くは、昨年12月から今年1月に掛けて成約していたが、COVID-19パンデミックの影響で特定のモデルの在庫不足で納車が遅れていた。
自動車ディーラーのオーナーは、自動車メーカーからの新車の納入の遅れやCOVID-19パンデミック対応の営業自粛による販売落ち込みを指摘している。