2021年2月の自動車や建材部門を除く一般小売販売量は、前月比0.6%増加と1月のマイナス0.2%から反転して増加に転じている。また昨年12月~今年2月の四半期の月間平均小売販売量は、マイナス2.0%を記録している。
また今年2月の一般小売販売量は、COVID-19パンデミック前の前年同月比ではマイナス3.8%と依然として大幅に落ち込んでいる。今年初め2か月間の一般小売の累計販売量はマイナス2.1%、今年2月の過去12か月間では、マイナス0.4%と4か月連続でマイナスを記録、今年1月はマイナス1.0%であった。
今年2月の自動車並びに建材部門を含む広範囲小売販売量は、前月比4.1%増加と前月までの2ヶ月連続のマイナスから反転、昨年12月~今年2月の四半期の月間平均広範囲小売販売量は、マイナス0.5%と前月のマイナス1.6%から大幅に改善している。
今年2月の一般小売販売量は、前月比0.6%増加の内訳として、調査対象の8セクターのうち4セクターで増加を記録、書籍・雑誌・印刷物・製本セクターは15.4%、家電・家具セクターは9.3%、繊維・衣類・履物セクターは7.8%はそれぞれ大幅増加を記録、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは、0.8%の微増に留まった。
一方今年2月の一般小売販売量で前月比でマイナスを記録したのは、日用雑貨・装身具類セクターはマイナス0.5%、燃料・潤滑油セクターはマイナス0.4%、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターは、マイナス0.2%を記録している。
今年2月の広範囲小売販売量は前月比4.1%増加の内訳として、四輪・二輪・部品を含む自動車の小売販売量は、8.8%と大幅増加した一方で、建材の小売販売量は2.0%増加に留まった。
今年2月の一般小売販売量は前年同月比マイナス3.8%の内訳では、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは、マイナス4.6%を記録したために、マイナス3.8%の約60%に相当するマイナス2.2%のインパクトを与えている。
今年2月の一般小売販売量の前月比の州別比較では、調査対象の27州のうち19州でプラスを記録、特にアマゾナス州は14.2%、ローライマ11.5%それぞれ二桁増加を記録、ピアウイ州8.3%増加した一方で、アクレ州はマイナス12.9%、トカンチンス州マイナス4.4%、ブラジリア連邦直轄地はマイナス2.1%を記録していた。
今年2月の広範囲小売販売量の前月比の州別比較では、調査対象の27州のうち22州でプラスを記録、特にアマゾナス州は20.2%の多波b増加を記録、ローライマ州9.9%、ピアウイ州9.5%それぞれ増加した一方で、アクレ州はマイナス5.3%、トカンチンス州マイナス2.1%、アマパ州はマイナス1.6%を記録している