今年の母の日商戦の売上は前年比47.0%増加の121億レアル予想(2021年4月29日付けエスタード紙)

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)の調査によると、今年の母の日商戦のインフレ指数を差引いた実質売上は、前年比47.0%増加の121億2,000万レアルに達する可能性を指摘している。

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)エコノミストのFabio Bentes氏は、今年の母の日は、必需品以外の一般小売店補も営業が可能となるために、前年比47.0%の大幅な増加が見込まれている。

しかし今年の母の日の小売販売は、2019年のレベルよりも依然としてマイナス2.0%予想、昨年の母の日の小売販売は、COVID-19パンデミックの直撃の影響を受けていたために、前年比マイナス30%の大幅な落込みを記録していた。

小売業界にとって母の日商戦は、クリスマス商戦に次ぐ重要なかき入れ時であり、衣類・履物及びアクセサリー販売は、40億9000万レアルで小売販売を牽引すると予想、家具・家電は23億8000万レアル、医薬品・化粧品・香水販売は15億2000万レアルが予想されている。

一般大衆品目の15品目のうち10品目は、昨年の母の日の価格よりの値上がりしていると予想、特にテレビ、音響製品、情報機器は過去12か月間で平均19.2%増加、宝石・装身具は14.4%増加、生け花13.3%増加、寝具・入浴関連製品は、12.0%増加が予想されている。

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