段ボール業界はEコマース拡大で恩恵を受けている(2021年5月5日付けエスタード紙)

COVID-19パンデミック拡大で、外出自粛や必需品以外営業自粛、ホームオフィス形態が常態化し始めた2020年4月~9月の6ヶ月間に初めてオンラインによる製品購入した人は、1,150万人に達するとブラジル電子販売協会(Abcomm)では発表している。またこの期間に新規のオンラインショップ開設は、15万店舗増加している。

COVID-19パンデミック発生前の2020年3月以前のインターネット販売は、全体の僅か5.8%に過ぎなかったが、COVID-19パンデミックによる外出自粛などの影響で、昨年のe-commerce によるオンラインの小売販売は、68.0%と大幅に増加している。

今年のe-commerce によるオンライン販売は、前年比18.0%の二桁増加が継続すると予想されている。現在のインターネット販売は、全体の11.0%とマーケットシェアを拡大している。

今年のe-commerceによるオンライン販売は前年比26.0%増加予想、オンライン販売による売上総額は、1,100億レアルに達する可能性が指摘されている。

COVID-19パンデミックによる外出自粛規制などの影響で、オンライン販売が急増しており、食品・飲料、医薬品、衛生用品向け段ボール箱需要が伸びているとブラジル包装紙協会(Empapel)は説明している。produtos vendidos 

段ボール箱などの包装関連製品販売は、オンライン向けが牽引して昨年7月から9か月間連続で月間記録を更新、今年3月の段ボール箱販売は前年同月比9.6%増加、今年下半期の段ボール箱販売は、継続して増加が見込まれている。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=48358