スザノ製紙は4月から1トン当たりのパルプ価格を50ドル~100ドル値上げ(2022年3月21日付けヴァロール紙)

ユーカリを原料とした短繊維パルプで世界トップメーカーのスザノ製紙は、4月1日から1トン当たりの中国向け短繊維パルプ価格を100ドル値上げして780ドルにすると発表している。

しかしヨーロッパ並びに北米向けの短繊維パルプは、それぞれ50ドルの値上げを発表、ヨーロッパ向けの1トン当たりの短繊維パルプの価格は1,250ドル、北米向けは1,460ドルに値上げする。

オムツや生理用品向けの軽くてふわふわしたタイプのパルプの値上げ幅は100ドルに達するとスザノ製紙では説明している。今月中旬から中国向け短繊維パルプを100ドル値上げして780ドルにするとクラビン製紙のAlexandre Nicolini取締役は説明していた。

3月の中国向け1トン当たりの短繊維パルプの価格は680ドルで輸出しているが、4月から780ドルの値上げを発表している。

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