今年3月の一般家庭の消費意欲指数は2020年5月以降で最高(2022年3月23日付けヴァロール紙)

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)の調査によると、2022年3月の一般家庭の月間平均消費意図指数(ICF)は前月比1.8%増加の78.1ポイントに上昇、2020年8月に記録した81.7ポイント以降では最も上昇、前年同月比では5.9%上昇を記録している。

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)の一般消費者対象の7種類の前月比の消費意図指数調査では、現状の雇用は2.6%、昇進見込み2.8%、現在の収入3.2%、クレジットへのアクセス1.0%、現在の消費レベル1.7%、耐久消費財の購入タイミングは0.8%とそれぞれ増加を記録した一方で、唯一今後の消費の見通しはマイナス1.2%を記録している。

また今年3月の前年同月比の比較では、現状の雇用は13.4%と二桁増加、昇進見込み3.1%、現在の収入10.8%、現在の消費レベル10.8%、消費の見通し16.0%とそれぞれ大幅に増加した一方で、クレジットアクセスはマイナス5.2%、耐久消費財の購入タイミングはマイナス9.9%を記録している。

耐久消費財購入調査では、購入金額が高いために大半は分割払いによる購入で過去数か月間は減少していたが、3月の耐久消費財の購入タイミング指数は前月比0.8%増加している。

3月の耐久消費財タイミングの意識調査では、分割払いでの購入に関する消費者の認識の改善を裏付けているとCNCエコノミストのCatarina Carneiro da Silva氏は指摘している。

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