3月の広範囲消費者物価指数(IPCA-15)は0.95%で同月としては2015年以降で最高(2022年3月25日付エスタード紙)

2022年2月16 日~3月15 日までの期間に計測されたインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA-15)は0.95%に達し、3月のIPCA-15指数としては、2015年3月に記録した1.24%に次ぐ記録とブラジル地理統計院(IBGE)は発表している。今年2月の広範囲消費者物価指数(IPCA-15)は0.99%を記録していた。

ブロードキャストプロジェクションの調査では、今年3月の広範囲消費者物価指数(IPCA-15)の最低予想は0.72%、最高予想は1.07%、平均予想は0.86%であった。

今年初め3か月間の累計広範囲消費者物価指数(IPCA-15)は2.54%、3月の過去12カ月間の累計広範囲消費者物価指数(IPCA-15)は10.79%と依然として二桁台を記録。ブロードキャストプロジェクションの調査では、今年3月の過去12か月間の累計広範囲消費者物価指数(IPCA-15)の最低予想は10.53%、最高予想は10.90%、平均予想は10.69%であった。

今年3月の一般家庭の食品・飲料支出は、前月の1.20%増加から1.95%増加を記録、食品・飲料支出は、 IPCA-15指数0.95%のうち0.40%を占めている。

今年3月の食品のうち特に値上がりしたのはニンジンの45.65%、トマト15.46%、果物6.34%、ジャガイモ11.81%、鶏卵6.53%、長期保存ミルク3.41%とそれぞれ大幅に値上がりした一方で、カット鶏肉は2月の1.31%値下がりに続いて3月も1.82%値下がりしている。

3月の外食費は2月の0.45%値上りに続いて0.52%値上り、軽食代は0.92%値上り、食事代は0.25%値上りしている。

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=48781