2021年のブラジルの銀行強盗発生件数は、前年比36%減少の37件に減少(2022年4月5日付ヴァロール紙)

ブラジル銀行協会連盟(Febraban の発表によると、2021年のブラジル国内で発生した銀行強盗事件の発生件数は、前年の58件から36.2%減少に相当する37件と大幅に減少している。

また昨年のブラジル国内の銀行のATM現金自動預払機) に対する強盗事件発生件数は、前年の434件から266件と38.7%の大幅な減少を記録している。

ブラジル国内で発生した銀行強盗事件の発生件数は毎年減少傾向にある要因として、過去数年間の銀行強盗対策用の投資は、10年前の3倍に相当する年間平均90億レアルの投資を行っている。

銀行強盗の減少傾向は、物理的セキュリティ、ガードマンなどの人材育成への銀行の投資を反映しており、 銀行業界では、現金使用の必要性を減らすテクノロジーの採用と新製品開発による犯罪行為を阻止に繋がっているとブラジル銀行協会連盟(Febraban )のIsaac Sidney会長は説明している。

2000年の銀行強盗の発生件数は1903件に達していたが、2021年の発生件数は僅か37件と過去21年間で98%減少、2014年のATM現金自動預払機) に対する強盗事件発生件数は、3584件であったが、昨年は92.5%減少に相当する僅か266件まで減少している。

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