今年2月の一般小売販売は前月比1.1%増加(2022年4月13日付IBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、20222月の自動車や建材部門を除くインフレ指数を差引いた実質一般小売販売量は、1月の2.1%増加に続いて前月比1.1%増加を記録している。

昨年12月~今年2月の四半期の平均小売販売は0.2%増加、 2月のインフレ指数を考慮しない名目一般小売販売は前年同月比1.3%増加、今年初め2か月間の名目一般小売販売はマイナス0.1%、2月の過去12か月間の名目一般小売販売は1.7%増加している。

今年2月の自動車や建材部門を含む実質広範囲小売販売は前月比2.0%増加、 昨年12月~今年2月の四半期の実質平均広範囲小売販売は0.7%増加、2月の名目広範囲小売販売は前年同月比0.3%増加、今年初め2か月間の名目広範囲小売販売はマナス0.6%、2月の過去12か月間の名目広範囲小売販売は4.8%増加を記録している。

2月の実質一般小売販売の調査対象の8セクターのうち6セクターで増加を記録、特に書籍・雑誌・印刷物・製本セクターは42.8%増加、燃料・潤滑油セクター 5.3%、家具・家電セクターは2.3%、繊維、衣類・履物セクター 2.1%、日用雑貨・装身具類セクターは1.6%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは1.4%それぞれ増加を記録している。

一方2月の実質一般小売販売でマイナスを記録したのは、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターはマイナス5.6%、事務用品・情報通信機器セクターは±0.0%を記録している。

今年2月の広範囲小売販売が2.0%増加した要因として、四輪・二輪・自動車部品販売セクターが5.2%増加で牽引した一方で、建材部門は、失業率やクレジット金利の高止まりによる個人向け住宅建設の停滞や建築資材価格の上昇でマイナス0.4%に留まっている。

今年2月の一般小売販売のうち前年同月比で増加を記録したのは、8セクターのうち6セクターであり、特に書籍・雑誌・印刷物・製本セクターは18.5%と二方台の増加を記録、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクター9.4%、繊維、衣類・履物セクター 8.0%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクター2.0%、日用雑貨・装身具類セクター 1.0%、燃料・潤滑油セクターは、0.1%それぞれ増加を記録している。

一方事務用品・情報通信機器セクターはマイナス7.2%、家具・家電セクターはマイナス12.6%を記録、広範囲小売販売では、二輪・四輪・パーツセクターは1.4%増加した一方で、建材セクターはマイナス8.0%と記録していた。

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