世界で最も高いROE(自己資本利益率)は米国資本 Capital One社の20.4%でトップ、2位には米国資本 Ally Financial社で19.3%、3位にはブラジルサンタンデール銀行18.9%をベストスリーに名を連ねている。
4位はカナダ資本RBCの17.3%、イタウーウニバンコ銀行も17.3%で4位、米国資本 J.P. Morganは16.9%、ブラジル銀行は15.7%で7位、ブラデスコ銀行は15.2%で8位、カナダ資本Bank of Nova Scotiaは15.1%、 SVB Financialの ROEは15.0%で10位となっている。
過去10年間でイタウー銀行、ブラジル銀行並びにブラデスコ銀行の収益性を大幅に減少した一方で、 Capital One, Ally Financial, J. P. Morgan, SBV Financial並びにSantander Brasilの収益性は大幅に上昇している。
昨年のブラジルの4大銀行の平均ROEは16.5%と2010年の平均ROE 23.1%から6.6%と大幅に減少を記録している。2016年~2019年のブラジル大銀行の収益は順調に推移していたが、2020年はCOVID-19パンデミックの影響で大幅に減少したが、2021年のROEは前年比4.4%改善している。