今年3月の鉱工業部門生産調査では、15地域のうち9地域で増加を記録(2022年5月10日付IBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、20223月のブラジルの鉱工業部門生産は、前月比0.3%増加を記録、調査対象の15地域のうち9地域で増加を記録している。

今年3月の地域別鉱工業部門生産調査では、サンパウロ州が8.4%と大幅増加を記録して牽引、セアラー州は3.8%増加を記録してサンパウロ州の鉱工業部門生産に続いている。

また前期同様マット・グロッソ州は2.8%、ミナス州2.4%、リオ州2.1%、北東部地域1.8%、パラナ州0.6%、アマゾナス州0.3%、バイア州0.1%はそれぞれ増加を記録している。

一方今年3月の州別鉱工業部門生産で前月比割れを記録したのは、サンタ・カタリーナ州はマイナス3.8%と大幅に落ち込んでいる。パラー州マイナス3.3%、エスピリット・サントス州はマイナス3.0%を記録している。

今年第1四半期の地域別の月間平均鉱工業部門生産調査では、アマゾナス州はマイナス2.5%と最大の落込みを記録、パラナ州はマイナス2.1%、ゴイアス州マイナス1.9%を記録している。

今年3月の過去12か月間の工業部門生産調査では、ミナス州並びにマット・グロッソ州はそれぞれ7.0%増加して牽引、アマゾナス州6.5%、エスピリット・サント州6.4%、リオ州6.2%、パラナ州5.8%、サンパウロ州は2.1%それぞれ増加を記録している。

一方今年3月の過去12か月間の工業部門生産がマイナスを記録したのは、バイア州はマイナス8.1%、パラー州マイナス7.1%、北東部地域マイナス5.9%、ゴイアス州マイナス2.9%、ペルナンブーコ州マイナス2.8%、セアラー州マイナス0.9%それぞれ後退している。

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