3月のサービス部門生産量は前月比1.7%増加(2022年5月12日付けIBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス生産量調査(PMS)の発表によると、2021年4月のサービス部門生産量(生産性指標)は、前月比1.7%増加を記録して1月のマイナス1.8%を相殺、2015年5月の水準まで回復している。

今年3月のサービス部門生産量は、Covid-19パンデミック前の2020年2月の水準を依然として6.2%上回っているが、過去最高水準を記録した2014年11月の水準を4.0%下回っている。

今年3月のサービス部門生産量は、前年同月比11.4%と二桁台の増加を記録して11か月間連続で増加を記録、今年初め3か月間の累積サービス部門生産量は前年同期比9.4%増加、3月の過去12か月間の累積サービス部門生産量は、前年同期比13.6%増加して、2月の13.0%を0.6%上回っている。しかしCovid-19パンデミック前の2020年2月の水準よりも依然として8.6%下回っている。

今年3月のサービス部門生産量調査では、調査対象の5セクターのうち5セクターで前月比増加を記録、輸送・輸送補助サービス・郵便サービスセクターは2.7%増加、情報・通信サービスセクターは1.7%増加、教育・研究機関などの公共サービスセクターは1.5%増加、一般家庭向けサービスセクターは2.4%増加、その他のサービスセクターも1.6%増加を記録している。

今年第1四半期の平均サービス部門生産量は前四半期比0.1%微増、セクター別調査では、輸送・輸送補助サービス・郵便サービスセクターは2.3%増加、教育・研究機関などの公共サービスセクター1.2%増加、一般家庭向けサービスセクターは0.5%増加、その他のサービスセクターも0.1%増加を記録しているが、唯一情報・通信サービスセクターは1.0%減少している。

今年3月の前年同月比のサービス部門生産量は、11.4%増加と13カ月連続で増加を記録、輸送・輸送補助サービス・郵便サービスセクター17.2%増加、一般家庭向けサービスセクター62.2%増加、教育・研究機関などの公共サービスセクター9.1%増加、情報・通信サービスセクターは4.0%増加、その他のサービスセクターは唯一4.3%減少を記録している。

今年3月の州別のサービス部門生産量比較では、調査対象の27州のうち24州で増加を記録、サンパウロ州は前月比2.7%増加、ミナス州6.4%、ブラジリア連邦直轄地10.3%二桁増加、サンタ・カタリーナ州4.2%、南大河州2.6%、リオ州0.8%それぞれ増加した一方で、マット・グロッソ州は3.0%減少を記録している。

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