今年4月のブラジル政府の財政プライマリー収支は388億7,600万レアルの黒字計上(2022年5月31日付けヴァロール紙)

中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府並びに州政府並びに市町村で構成される地方政府を合わせた2022年のブラジルの財政プライマリー収支は388億7,600万レアルの黒字計上している。

今年4月のブラジルの財政プライマリー収支388億7,600万レアルの黒字の内訳は、中央政府の財政プライマリー収支は296億3,800万 レアルの黒字、地方政府は102億⒎800万レアルの黒字を計上した一方で、公社の財政プライマリー収支は104,000万レアルの赤字を計上している。

ブラジル政府の財政プライマリー収支決算には、ブラジル銀行や連邦貯蓄金庫などの公立銀行、ペトロブラス石油公社及びブラジル中央電力公社(Eletrobras) の連邦公社は含まれていない。

今年4月の過去12か月間のブラジルの累積財政プライマリー収支は、GDP1.52%に相当する1,373億⒎900万レアルの黒字を計上、今年3月のGDP1.37%から0.15%増加を記録している。

また今年初め4か月間のブラジルの累積財政プライマリー収支は、昨年同月の7584,100万レアルの黒字の約2倍に相当する1484億9,300万レアルの黒字を計上している。

今年4月の連邦政府の外貨準備金を含む純公共負債総額はGDP57.9%に相当する5兆2,270億レアルと3月のGDP58.2%よりも若干減少を記録している。

2022年4月の中央政府、地方政府、公社並びに公立銀行などを含む総負債総額はGDP78.3%に相当する7兆750億レアル、3月のGDP比78.5%よりも若干減少を記録している。

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