5月のサービス部門提供量伸び率は前月比0.9%増加(2022年7月12日付IBGEサイトより抜粋)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間サービス生産量調査(PMS)の発表によると、20225月のサービス部門提供量(生産性指標)は、前月比0.9%増加を記録、今年初め5か月間のサービス部門の累計提供量は9.4%増加、今年5月の過去12か月間のサービス部門の累計提供量は11.7%増加を記録している。

また今年5月のサービス部門提供量レベルはCOVID-19パンデミック前の20202月の水準を8.4%上回っている一方で、201411月の過去最高水準よりも依然として2.8%下回っている。

今年5月のサービス部門提供量は前年同月比9.2%増加、過去15か月間連続で増加を記録、過去12か月間のサービス部門の累計提供量は、4月の12.8%増加から11.7%増加に縮小している。また3月の13.6%増加から継続して2ヶ月間連続で減少している。

今年5月のサービス部門提供量調査では、大枠の5部門のうち5部門全てで増加を記録、情報・通信サービス部門は、前月比0.9%増加と4月のマイナス2.5%から一転して増加を記録している。

また今年5月の情報・通信サービス部門は0.9%増加、過去3か月間の累計提供量は3.4%増加を記録している。またその他のサービス部門は3.1%増加、教育・研究機関などの公共サービス部門は1.0%増加を記録、前期同様に一般家庭向けサービス部門は1.9%増加を記録している。

今年3月から5月の四半期のサービス部門の前年同期比の月間平均提供量比較では、一般家庭向けサービス部門は2.6%増加、情報・通信サービス部門は1.1%増加、教育・研究機関などの公共サービス部門は0.8%増加、輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門提供量は0.6%増加、その他のサービス部門は0.5%増加を記録している。

また今年5月の前年同月比のサービス部門提供量比較では、15ヶ月連続となる9.2%増加を記録、特に輸送・輸送補助サービス・郵便サービス部門提供量は12.5%増加、一般家庭向けサービス部門は、レストラン、ホテル並びに外食部門、貨物の陸上輸送部門、一般航空旅客部門並びに海上輸送部門が牽引して39.0%の大幅増加を記録している。

前期同様に教育・研究機関などの公共サービス部門は9.6%増加、情報・通信サービス部門は4.0%増加、特にレンタカー、電子決済、エンジニアリングサービス部門、アルバイト部門、プロバイダーサービス、コンピュータープログラム開発部門などが牽引している。

 

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