5月の一般小売販売量は前月比0.1%微増(2022年7月13日付ヴァロール紙)

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、20225月の自動車や建材部門を除くインフレ指数を差引いた実質一般小売販売量は、 前月比0.1%微増、5か月連続での増加お記録している。

今年5月の一般小売販売量は前年同月比マイナス0.2%と前月までの3か月連続増加から一転してマイナスに転じている。また今年初め5か月間の累積販売量は1.8%増加、今年5月の過去12か月間の累積販売量はマイナス0.4%を記録している。

今年5月の自動車や建材部門を含む実質広範囲小売販売は、前月比0.2%増加、今年3月から5月の月間平均販売量は0.2%増加、今年初め5か月間の累積販売量は1.0%増加、5月の過去12か月間の累積販売量は0.3%増加を記録している。

今年1月の一般小売販売は前月比2.3%増加、2月は1.4%増加、3月は1.4%増加、4月は0.8%と4か月連続で増加を記録、5月も0.1%微増を記録して、202112月の水準を6.0%上回っている。

今年5月の一般小売販売の8セクターのうち6セクターで前月比増加を記録、特に書籍・雑誌・印刷物・製本セクターは5.5%増加、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクターは 3.6%増加、繊維、衣類・履物セクターは3.5%増加、燃料・潤滑油セクター2.1%増加、事務用品・情報通信機器セクターは2.0%増加、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターは1.0%増加を記録している。

一方今年5月の一般小売販売量が前月比でマイナスを記録したセクターとして、日用雑貨・装身具類セクターはマイナス2.2%、家具・家電セクターはマイナス3.0%とそれぞれ前月比ではマイナスを記録していた。

また今年5月の広範囲小売販売の二輪・四輪・部品セクターは前月比0.2%微増した一方で、建材セクターは マイナス1.1%を記録している。

今年5月の一般小売販売の8セクターのうち5セクターで前年同月比増加を記録、特に書籍・雑誌・印刷物・製本セクターは25.8%増加、医薬品・香水・化粧品・医療機器セクター は9.2%増加、繊維、衣類・履物セクターは 8.3%増加、燃料・潤滑油セクターは 7.1%増加、事務用品・情報通信機器セクターは 2.0%増加を記録している。

一方家具・家電セクターはマイナス12.6%と二桁台の大幅な落込みを記録、日用雑貨・装身具類セクターはマイナス7.1%、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料・嗜好品セクターはマイナス0.5%を記録している。

今年5月の広範囲小売販売の前年同月比の比較では、二輪・四輪・部品セクターは0.8%増加した一方で、建材セクターはマイナス7.7%と大幅な落込みを記録している。

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