ペトロブラス石油公社は、20日からグループ傘下の石油製油所のディーゼル燃料の卸売価格を現在の1リットル当たり5.19レアルを0.3レアル値下げの4.89レアルにすると発表している。
20日からのペトロブラスによるディーゼル燃料の卸売価格の0.2レアルの値下げは5.78%の値下げに相当、ガソリンスタントで販売されるディーゼル燃料の混合比率は90%がdiesel A、10%はバイオディーゼルとなっている。
ペトロブラス石油公社の一般消費者への1リットル当たりのディーゼル燃料価格は、現行の4.67レアルから4.40レアルに引き下げられ、インフレ指数の抑制に繋がると期待されている。
今回のペトロブラスによるディーゼル燃料の卸売価格の値下げは、販売価格と市場のバランスをとろうとするペトロブラスの価格設定慣行と一致していますが、石油の国際コモディティ価格と為替レートの結合ボラティリティを国内価格に転嫁することはではないと同社では説明している。