レイチ環境大臣との意見交換会は、2022年9月23日午后4時から5時30分まで26人が参加して開催、進行役は小郷 剛広副委員長が務め、初めに秋山 雄一委員長が開催挨拶で、日本の最先端技術でブラジルの環境改善で協力できるのか意見交換したい。環境問題に関心の高い部会から多数参加、ビジネスチャンスの発掘に結びつけたら嬉しいと挨拶した。
レイチ環境大臣は民間企業とタイアップして、グリーンエコノミーの推進。風力発電、太陽光発電並びにバイオマス発電で競争力強化などブラジルの再生可能エネルギーのポテンシャルや連邦政府の再生可能エネルギーの重要性について説明した。
林大使は、日伯は持続可能な環境改善問題で協力してきた。ブラジルの環境省幹部との意見交換でカーボンクレジットメカニズムの覚書を取り交わし、今後の礎になり、メカニズムが進展する。今回はグリーンビジネスの機会拡大につなげてほしいと述べた。
初めに参加者は自己紹介を行い、意見交換会では①クリーンエネルギー(再生エネルギー)
②メタン排出削減の為の固形廃棄物処理
③カーボンクレジット市場メカニズム
④グリーン投資
⑤グリーンな自動車産業の為の政策の5分野について意見交換を行った。
初めに①クリーンエネルギー(再生エネルギー)では、水力発電以外の風力発電、太陽光発電及びバイオマス発電の割合。エタノール燃料車の普及。②メタン排出削減の為の固形廃棄物処理では、日本のバイオメタンガス処理技術を持ってくるにはどの機関との交渉。③カーボンクレジット市場メカニズムでは、ブラジル政府は民間ボランタリーカーボンクレジット市場化政府のマンダトリ-カーボンクレジット市場のどちらを拡大するのか。炭素税の導入メカニズム。④グリーン投資では環境負荷削減する再生可能エネルギーの優遇税。ブラジルのCO2削減では農業分野が大半を占めているが、ブラジル政府のその他のどの産業部門のCO2削減を奨励しているのか。⑤グリーンな自動車産業の為の政策ではブラジルの水素燃料について意見交換が行われた。
. 参加メンバー
ブラジル環境省(2名) レイチ環境大臣、フォルテス特別補佐官
大使館(3名) 林大使、久森経済参事官、長谷川書記官
領事館(1名) 吉田副領事
カマラ(20名) 村田会頭、秋山副会頭(環境委員会)、小寺副会頭、大纒副会頭、梅田(食品)、長野(金融)、島田(金融)、谷口(運裕サービス)、川頭(生活産業)、ヨシムラ(自動車)、スガハラ(自動車)、天野(コンサル)、泥谷(貿易)、石原(化学部品)、三好(機械金属)、水守(電機・情報)、藤本(環境委員会)、小郷(環境委員会)、江口(JICA)、平田事務局長