中銀は今年のクレジット部門の名目伸び率を14.2%に上方修正(2022年9月29日付けヴァロール紙)

29日のブラジル中央銀行の四半期インフレレポートによると、2022年のインフレ指数を差引きないクレジット部門の名目伸び率は、前年比の前回予想11.9%を14.2%と大幅に上方修正している。

今年のクレジット部門伸び率は予想を上回るものであり、特にクレジット先が限定されない侍従クレジット及び個人向けクレジットが牽引していると金融市場関係者が予想している。

今年のクレジット部門の名目伸び率は前回予想の8.5%から11.2%と大幅に上方修正、特に個人向けクレジット部門伸び率は14.4%から16.4%、自由クレジットは15.2%から17.2%、クレジット先が限定されている限定クレジット部門の7.0%から9.7%それぞれ大幅に上方修正されている。

また今年初めて予想されるGDP伸び率が今年を大幅に下回ると予想されている2023年のクレジット部門の伸び率は8.2%、個人向けクレジットは8.7%、法人向けクレジットは7.4%、自由クレジットは6.0%、限定クレジット部門の伸び率は6.0%それぞれ増加が予想されている。

今年の法人向けクレジットは、Pronampe(零細および中小企業のための国家支援プログラム)およびPEAC(クレジットプログラムへの緊急アクセス)を維持することを目的に、今年の成長ペースを維持する必要がある。

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