9月の新車販売は前年同月比25.1%増加(2022年10月4日付けヴァロール紙)

自動車販売代理店が加盟する全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、2022年9月のトラックやバスを含む新車販売台数は、前年同月比25.1%の19万4,000台を記録、自動車用半導体供給が世界的に不足していた昨年下半期よりも二桁台の回復に繋がっている。

しかし今年初め9か月間の累計新車販売は、前年同期比マイナス4.7%の150万台に留まっている。今年9月の1日の平均新車登録台数は、9,200台と8月の9,100台を100台上回っている。

しかし依然として、特定のモデル向け半導体供給不足問題で、自動車業界が想定していた生産台数には達していない。また自動車購入希望者にとっても高止まりする金利及び自動車購入向けクレジットの与信強化で購入意欲を削いでいる。

自動車業界では、最近の自動車向け半導体供給の明るい見通し及び連邦政府による自動車向け工業製品税 (IPI)の減税政策の導入で高金利を打ち消す効果に結びつき、自動車メーカーやディーラーには明るい兆しが見えてきていると全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)ではコメントしている。

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