ブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、ブラジルの1日当たりの石油生産ピークは、2029年の540万バレルに達すると予想しているが、前回の予想の520万バレルを20万バレルの上方修正を行っている。
石油生産ピーク予測は、EPE と鉱山エネルギー省 (MME) によって作成された 今後10 年間のエネルギー拡張計画 2032 (PDE 2032) の準備のための補足研究を構成するレポートに記載されている。
今後10年間のエネルギー拡張計画 2032 (PDE 2032)の最終年の2032年のブラジルの1日当たりの石油生産は、490万バレルが見込まれているが、石油生産の80%はプレソルト油田からの生産が見込まれている。
サントス盆地のブジオス油田の開発計画の更新に加えて、ペトロブラス プラットフォームの生産開始日の変更が考慮されており、またカンポス盆地とセルジペ・アラゴアス盆地の新しい地域の油田も、生産開始を始めている。
2032年のブラジルの1日当たりの天然ガス生産は、1億3,700万立方メートルと前回予想の1億3,400万立方メートルを300万立方メートル上方修正された要因として、パルナイーバ海盆、ポチグア海盆及びカンポス海盆の新規商業化が見込まれている。