9月の実質歳入総額は1,662億8,700万レアルと9月としては過去最高を更新(2022年10月25日付ヴァロール紙)

2022年9月の国庫庁のインフレ指数を差引いた歳入歳入総額は、前年同月比4.07%増加の1,662億8,700万レアルに達し、9月の歳入額としては統計を取り始めた1995年以降では最高の歳入総額を記録している。

今年初め9か月間の累計歳入総額は、前年同期比9.52%の1兆6,300万レアルに達して統計を取り始めて以来では記録更新している。一方インフレ指数を考慮しない9月の名目累計歳入総額は、前年同期比11.53%と二桁台の増加得率を記録比ている。

連邦政府のインフレ指数を差引いた基礎的財政収支対象経費からロイヤリティ収入等の臨時歳入を除いた実質一般歳入総額は、前年同月比2.65%増加の1,596億300万レアル、名目一般歳入総額は10.01%増加を記録している。

今年初め9か月間の実質累計一般歳入総額は、前年同月比7.64%増加の1兆5,310億レアルを記録、名目累計一般歳入総額は18.83%増加を記録している。

9月のロイヤリティなどを含む臨時実質歳入総額は、54.98%増加の66億8,400万レアル、臨時名目歳入総額は66.09%増加を記録している。今年初め9か月間の累計臨時実質歳入総額は、49.56%増加の997億4,200万レアルであった。

今年9月の法人税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)による歳入総額は、前年同月比9.85%増加の284億2,800万レアル、社会保障院INSS関連歳入は、4.84%増加の457億⒎400万レアルを記録している。

9月のサラリーマンの源泉徴収所得税(IRRF)は6.71%増加の132億5,700万レアル、キャピタルゲインに対する源泉徴収所得税(IRRF)は、金利の高止まり及び確定金利付きファンドの高収益が牽引して86.41%の67億3,000万レアルと大幅な増加を記録している。

一方今年初め9月間の連邦政府の累積免税総額は1,029億5,900万レアルに達し、昨年同期の717億⒎200万レアルを311億レアル上回っている。

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