ペトロブラスはプロパンガス価格を5.2%値下げ(2022年11月16日付けエスタード紙)

ペトロブラス石油公社は、グループ傘下の石油製油所の家庭用プロパンガスの1キログラム当たりの現行の卸売価格3.7842レアルを3.5842レアル、0.2レアルの値上げを17日から行うと発表している。

家庭用プロパンガスの1キロ当たりの0.20レアルの値下げは、13キログラムのプロパンガス換算では2.60レアル値下げの46.59レアルの値下げに相当、低所得層にとっては支出削減の繋がる。

ペトロブラスでは、家庭用プロパンガスの値下げは標準価格の改定に伴って、同社の価格設定慣行と一致していると説明. この価格設定政策は、「価格と市場のバランスをとることを目指しているが、市場相場と為替レートの同時変動性を国内価格に転嫁することではないと同社は強調している。

国家原油庁(ANP)の11 月 6 日から 12 日までの調査では、一般家庭用の13キログラムのプロパンガスの平均販売価格はR$ 109.86 から R$ 110.42 と0.5% 値上げされていた経緯があった。

2023年1月から政権を担うルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ新大統領は、ペトロブラスに対してガソリンやディーゼルの国際同等価格政策 (PPI)を基準としない家庭用プロパンガスの価格見直しを優先している。

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