2022年11月のブラジルの生肉や加工肉を含む牛肉輸出金額は、前年同月比74.2%増加の8億⒎270万ドル、牛肉輸出量は65.2%増加の17万3,800トンに達しているとブラジル冷凍業者協会(Abrafrigo)は発表している。
今年11月の牛肉輸出の前年同月比急増の要因として、1年前のブラジルの牛肉輸出を牽引する中国は、ブラジルのミナス州及びマット・グロッソ州での口蹄疫発生によるブラジルの牛肉輸入制限規制を導入していた経緯があった。
ブラジル冷凍業者協会(Abrafrigo)の発表によると、中国によるブラジルのミナス州及びマット・グロッソ州での口蹄疫発生によるブラジルの牛肉輸入制限規制導入後の4か月連続で、ブラジルの牛肉輸出量は20万トンを下回り、牛肉輸出金額は10億ドルを割り込ん だが、その後8か月間連続で輸出金額は10億ドルを上回っている。
今年初め11か月間の累積牛肉輸出金額は、前年同期比25.8%増加の215万9,000トン、輸出金額は44.0%増加の122億ドルを記録している。
今年初め11か月間の中国向け牛肉輸出量は前年同期比59.0%増加の114万9,000トン、輸出金額は、93.0%増加の74億8,000万ドルを記録している。