ブラジル日本商工会議所の2022年度忘年会は、12月15日午後7時から10時過ぎまでチボリホテルに170人が参加して開催、司会は相互啓発委員会の小林さんと西口さんが軽快なテンポで盛り上げた。
初めに特別参加者として桑名良輔総領事、農林水産省輸出・国際局の吉岡孝参事官を紹介。村田会頭は会頭メッセージとして、流暢な日本語とポルトガル語でCovid‐19パンデミックの影響で、3年ぶりの忘年会を楽しんでほしいと挨拶。2015年~2016年を含めた通算5年3カ月の会頭職を年末に終了するが、退任する20年勤務の平田事務局長とは、二人三脚で会議所活動に邁進してきた。来年は小寺新会頭が舵取りをするので、会員の積極的な協力を要請した。
続いて桑名総領事もまた、村田会頭同様に流暢な日本語とポルトガル語で、2年4カ月前に着任。コロナパンデミック改善で対面で会えるのはうれしい。来年のカマラは小寺会頭の新体制となるが、村田会頭及び平田事務局長の長年の会議所活動に対して丁寧に労い、最大限の感謝を述べた。今年はロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮の相次ぐミサイル発射、台湾問題など世界情勢は緊迫状態が続いているが、日本にとっては、世界最大の日系社会を通して、食糧や天然資源の計り知れないポテンシャルを擁しているブラジルとは補完関係にあり、パートナーシップの更なる強化、価値観の共有などについて説明。乾杯の音頭を取った。
今年の忘年会のアトラクションとして、テレビや各種イベントで活躍しているマリオ・カミアさんのマジックショウではトランプ、ロープ、棒刺し箱マジックなど盛り沢山のマジックで、参加者は拍手喝采でマジックを堪能した。続いてプレミア大抽選会では、会員企業提供の素晴らしい景品抽選会では、司会者の絶妙な話術でかつてないほどの盛り上がりを見せていた。
平田事務局長の退任挨拶では、過去20年間でこれほど楽しい忘年会はなかった。20年間無事に務めることができた。走馬灯の如く色々な記憶が蘇ってきた。自分が印象に残ったことを65枚のスライドにした。色々な知人から退任を惜しむメールをいただき感謝に堪えない。日伯両政府にビジネス障害となっている問題除去について声を大にして要請してきた。会議所の中で一番毒舌を吐く私が令和2年度外務大臣表章を貰ったのは、裏方に徹してくれた事務局員達のおかげであり、大変感謝している。今の心境はまさに「老兵は死なず、単に消え去るのみ」です。来年からは理事の一員として、微力ながら会議所の更なる発展に貢献できたらと念じていると説明した。
最後に相互啓発委員会の南委員長は、Covidで中断していた3年ぶりの忘年会に170人が参加、会議所事務局の協力で成功裏に終了。抽選会への多くの景品提供に感謝を述べ、退任する村田会頭及び平田事務局長に対して丁寧に感謝の意を述べた。
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