2022年のブラジルのトウモロコシ輸出は前年比109%増加(2022年1月4日付けヴァロール紙)

ブラジル穀物輸出協会(Anec)の調査によると、2022年度のブラジルのトウモロコシ輸出量は、前年の2,060万トンの109.4%増加に相当する4,310万トンを記録、また昨年12月のトウモロコシ輸出量は、前年同月比75.4%増加に相当する580万トンを記録している。

一方昨年の大豆の輸出量は、前年比マイナス10.2%と二桁台減少の7,780万トンに留まった。また昨年12月の大豆輸出量も前年同月比マイナス40.2%に相当する150万トンに留まっている。

また昨年1年間の大豆かすの累積輸出量は前年比21.0%増加の2,040万トンを記録した一方で、昨年12月の大豆かす輸出は、前年同月比マイナス10.8%に相当する130万トンに留まっている。

昨年の小麦輸出量は前年比188.8%増加の320万トン、また昨年12月の小麦輸出量は、前年同月の53万8,600トンを15万トン上回る68万9,200トンを記録している。

ブラジル穀物輸出協会(Anec)では、2023年1月のブラジルの穀物類輸出を予想、特にトウモロコシ輸出量は前年同月比94.6%増加の430万トンを予想、大豆、大豆粕及び小麦の輸出はそれぞれマイナス42.4%、マイナス15.4%及びマイナス59.6%を予想、また大豆及び大豆粕輸出は130万トン、小麦輸出は28万700トンを見込んでいる。

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