日本の農林水産省とジェトロ共催による「日伯食品・農業合同セミナー」は、2023年2月3日に文協ビルに約100人が参加して開催。両国の産学官有識者がテーマ「世界の食料安全保障や持続可能な生産システム等に向けた両国の協力」でパネルディスカッション、これにはロベルト・ロドリゲス元農務相が両国の一層のタイアップで世界に貢献できると強調した。
林禎二大使は、開催挨拶で「世界の食料安全保障に対する関心が高まるなかで、日本政府は世界の食料供給でブラジルは最重要国で注目されるべき国」と説明した。
またパネルディスカッションでは、ロベルト・ロドリゲス元農務相、吉岡孝農林水産省輸出・国際局参事官、江口雅之JICA所長などが参加した。
セミナー閉会では、原宏ジェトロ所長とブラジル日本商工会議所の小寺勇輝会頭が挨拶に立ち、官民一体となって食料と農業を通じた日伯経済関係の更なる関係強化の必要性を訴えた。