2日のブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2022年のブラジルの国内総生産GDP伸び率は前年比2.9%増加、国内総生産額は9兆9,000億レアル、国民一人当たりのGDPは4万6,155レアルを記録している。
ブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートによると、2022年第4四半期のGDP伸び率は前四半期比マイナス0.2%を記録したにも関わらず、今年のGDP伸び率を前回予想の0.84%から0.85%と僅かながら上方修正している 。
また2024年のブラジルのGDP伸び率は1.50%、2025年のGDP伸び率は1.80%と前回同様にそれぞれ据え置いている。
今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は5.90%、2024年のIPCA指数は4.02%、2025年のIPCA指数は3.80%それぞれ据え置いている。
今年末の政策誘導金利(Selic)は12.75%、2024年は10.0%、2025年のSelic金利は9.00%それぞれ前回同様に据え置いている。2023年のIPCAの中央目標値は3.25%、許容範囲は1.75%~4.75%、2024年及び2025年のIPCAの中央目標値3.00%、許容範囲は1.5%~4.5%となっている。
今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.25 、2024年末及び2025年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.30と前回同様に据え置いている。