最終フォーカスレポートによると、今年のインフレ指数を5.96%に上方修正(2023年3月13日付けヴァロール紙)

13日発表のブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートによると、2023年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の5.90%から5.96%に上方修正している。

また2024年のIPCA指数は4.02%、2025年のIPCA指数は3.80%それぞれ前回同様に据え置いている。今年末の政策導入金利(Selic)を前回同様12.75%に据え置いたが、2023年のSelic金利は前回予想の10.00%、2025年9.00%それぞれ据え置いている。

また2023年のIPCAの中央目標値は3.25%、許容範囲は1.75%~4.75%、2024年及び2025年のIPCAの中央目標値3.00%、許容範囲は1.5%~4.5%となっている。

今年のGDP伸び率は前回の0.85%から0.89%に上方修正している。2024年のGDP伸び率は1.50%、2025年のGDP伸び率は1.80%それぞれ据え置いている。

2日のブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2022年のブラジルの国内総生産GDP伸び率は前年比2.9%増加、国内総生産額は9兆9000億レアル、国民一人当たりのGDPは4万6155レアルを記録している。

今年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$5.25 、2024年及び2025年末のドルの為替はR$5.30レアルを予想している。

 

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