2023年上期の第2回部会長シンポフォーラム開催

機械金属部会並びに自動車部会合同の2023年上半期第2回オンライン部会長フォーラムは2023年3月22 日午前9時から10時まで開催、進行役は森谷伸晃フォーラム委員長が務めた

初めに機械金属部会の三好康敦部会長は、テーマ: 部会による2022年度下期の振り返り並びに今後の展望  副題: 「世界的な高インフレの影響を乗り越える」について、会員企業の状況では、事業分野並びに会員企業の状況を説明。また16社によるアンケート調査回答による分析。鉱工業生産の推移、土木建設指数、粗鋼生産、電力消費、石油製品、紙パルプ、工場用設備・制御機器、建設機械、ポンプ・エンジン・コンプレッサー等、工作機械・工具、自動車関連について説明。質疑応答では環境に優しいブラジルでのESGへ取組が挙げられた。

続いて自動車部会の佐藤氏は、テーマ「2022年下半期の振り返りと今後の展望」では、四輪業界について2001年以降の四輪の年間販売台数推移、月間販売推移、生産台数や輸出台数の推移、自動車価格の推移、ブランド別シェアの推移などについて説明。自動車業界の短期展望では、半導体の回復のタイミング、不透明や政治経済動向、中長期展望では税制、環境規制、カーボンニュートラルと自動車の電動化、エタノール中心の脱酸素化トレンド、中国系自動車メーカーの動向などについて説明した。

続いて佐々木氏は二輪業界について、2001年以降の二輪の販売台数推移、月間販売推移、生産台数や輸出台数の推移、支払い形態別の販売推移などについて説明した。質疑応答ではアルゼンチンは大統領選挙前にデフレ傾向となる要因。二輪の四輪の様な環境規制の存在。エタノール推進政策と排ガス規制の調和。二輪車販売好調の要因。自動車業界の電力消費減少の動向などが挙げられた。

PDF 機械金属部会 発表資料

PDF 自動車部会 発表資料

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=52993