最終フォーカスレポートは今年のインフレ指数を5.96%に上方修正(2023年4月3日付けヴァロール紙)

3日ブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートによると、2023年のブラジルの正式なインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の5.93%から5.96%に上方修正している。

2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回同様4.13%、2025年のIPCA指数も前回同様に4.00%にそれぞれ据え置いている。また2023年末の政策導入金利(Selic)を12.75%、2024年末のSelic金利は10.00%、2025年末のSelic金利は9.00%に据え置いている。

中銀の今年のインフレ指数の中央目標値は3.25%、2024年及び2025年は3.00%、許容値は±1.50%に設定されている。今年のGDP伸び率は前回同様0.90%に据え置いている。また2024年のGDP伸び率は1.40%から1.48%、2025年のGDP伸び率は1.71%から1.80%それぞれ上方修正している。

今月2日のブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2022年のブラジルの国内総生産GDP伸び率は前年比2.9%増加したが、昨年第4四半期のGDP伸び率はマイナス0.2%を記録していた。

今年末のレアル通貨に対するドルの為替は前回同様R$5.25 、2024年末及び2025年末のドルの為替も前回同様R$5.30に据え置いている。

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