4月28日発表のブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル調査(Pnad)によると、2023年第1四半期の月間平均失業率は、8.8%と前四半期の月間平均失業率7.9%を大幅に上回っている一方で、昨年第1四半期の平均失業率の11.1%を大幅に下回っている。
Valor社の28社のコンサルタント及び金融機関対象の失業率調査では、最低予想は8.5%、最高予想は9.1%、平均予想は8.9%よりも若干低かった。
今年第1四半期の14歳以上で就活をしている労働者の月間平均失業者は940万人に達し、前四半期よりも10%に相当する86万人増加しているが、前年同期よりも21.1%に相当する250万人減少している。
今年第1四半期の従業員、経営者や公務員を含む労働人口は、前四半期比1.6%に相当する150万人少ない9,780万人であったが、前年同期比では2.7%に相当する260万人増加している。
今年第1四半期の14歳以上の労働者及び就活をしている人口は、1億730万人と前四半期比では0.6%に相当する68万5,000人少ない数字を記録している。
2012年3月以降の四半期の失業率の推移