12日午前の国家保健補助庁(ANS)の発表によると、個人向け健康保険プランの値上げ率は、前年比9.63%と若干健康保険プラン業界の予想を下回る調整に留まった。
健康保険プラン協会Abramgeでは、今年の健康保険プランの調整を10.4%増加と予想していた一方で、Citi社は10%を予想、最も楽観的な予想は12.0%に対して、最も悲観的な予想は8.0%であった。
Fenasaúde では、ANSによって適用される再調整は、ポートフォリオの損失率、事業者のポートフォリオ間の差異、地域化などの重要なパラメータが考慮されていないため、健康保険プラン業界で検証された実際のコストとは乖離しており、製品の種類、治療法の制限の終了、および強制適用のリストに処置や医薬品が組み込まれる速度などを指摘している。
Fenasaúde では、1999年1月以降に契約した個人医療保険の約800万人の利用者を対象とする再調整額の計算式の変更を求めている。
「ANSが2023年に決定した調整率は、個人および家族の医療保険の受益者に対する2021年の扶助費と比較した2022年に発生した扶助費の変動を反映している」とANSのPaulo Rebello会長は説明している。
ANS は2023年の調整率を達成するために、2019年から適用されているのと同じ方法論が使用され、医療費の変動と医療保険項目を除く広範囲消費者物価指数(IPCA)を組み合わせたと説明している。