最終フォーカスレポートは今年末のSelic金利を12,25%に下方修正 (2023年6月19日付けヴァロール紙)

ブラジル中央銀行の最終フォーカスレポートによると、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、前回予想の5,42%から5,12%と5回連続で下方修正されている。

また2024年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回予想の4,04%から4,00%、 2025年の広範囲消費者物価指数(IPCA)も3,90%から3,80%に下方修正されている。

今年末の政策誘導金利Selicは前回予想の12,50%から12,25%に下方修正、2024末のSelic金利は18週連続で10,00%を維持していたが、今回は9,50%に下方修正されたが、2025年末のSelic金利は前回同様に9,00%に据置かれた。

ブラジル中銀の今年のIPCA指数の中央目標値を3.25&、2024年及び2025年の中央目標値を3.00%、許容範囲は±1.50%を設定している。

今年のGDP伸び率は前回予想の1,84%から2,14%.と7週連続で上方修正された一方で、2024年のGDP伸び率は、1,27%から1,20%に下方修正されたが、2025年のGDP伸び率は前回同様に1,80%.に据置かれている。

今年末のレアル通貨に対するドルの為替は、前回予想のR$ 5,10からR$ 5,00に上方修正、2024年はR$ 5,17からR$ 5,10、2025年末のレアル通貨に対するドルの為替は前回予想のR$ 5,20からR$ 5,18に上方修正されている。

 

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