フィアット社は、利用可能な特別クレジットの26%を活用で人気車の割引プログラムを主導(2023年6月19日付けヴァロール紙)

先週末に格自動車メーカーが大衆自動車販売促進プログラム向けの特別クレジットは3億2000万レアルに達した。この特別措置は数日以内に終了する可能性があるが、ブラジル政府はプログラム延長の意図を否定している。

Stellantisグループ傘下のフィアット社は、大衆車の価格引き下げを目指すルーラ政府(PT)プログラムの財源を最も多く活用した自動車メーカーで、利用可能なクレジット総額の26%に相当する1億3000万レアルの税額控除が受けている。

フィアット社並びにルノー社は、大衆車販売促進プログラムで最大の割引を提供する 2 つの自動車メーカーで、4 ドアのフィアット Mobi 1.0 Like Flexには 8,000 レアルの割引価格で 3 つのバージョンを擁し、ルノー社はKwid 1.0 Zenを擁している。

先週末、自動車メーカーが大衆車販売促進向け特別クレジット枠は 3 億 2,000 万レアルに達した。商工サービス省(MDIC)の発表によると、この方式での消費者割引の適用に対して付与された税額控除総額の 64% が、15 日以内にすでに活用されている。

この大衆車販売促進向け特別クレジット枠に参加した他の自動車メーカーのうち、フォルクスワーゲン社は5,000万レアル、プジョー・シトロエンは4,000万レアルのクレジットが承認され、ルノーは3,000万レアルのクレジットを追加。 GM社と現代自動車はそれぞれ2,000万レアル。ホンダ、日産、トヨタはこれまでにそれぞれ1,000万レアルのクレジット承認されている。

自動車メーカーは、自動車税額控除の上限である5億レアルに達するまで、特別クレジット枠のリソースを要求することができる。

この大衆車販売促進向け特別クレジット枠措置は開始時に4か月続くと予想されていたが、今後数日で終了する可能性がある。連邦政府はプログラムを延長する意図を否定している

この割引パッケージには、自動車メーカー 9 社の 266 車種と 32 モデルが含まれている。このリストは先週金曜日(16日)に更新され、さらに33のバージョンとHonda Cityの新モデルHatch EXおよびSedan EXバージョンで、4,000レアルの割引が行われた。

大衆車の割引の範囲は 2,000レアル から8,000レアルであるが、自動車工場やディーラーの裁量によりさらに高額になる場合があり、市場価格が 12万レアルまでの新車に適用される。

このプログラムはトラックやバスを割引販売も含まれており、割引額は 3万3,600レアルから9万9,400レアル までとなっている。このプログラムでは合計で最大 15 億レアルの資金が投入され、そのうち 5 億レアルは自動車に充てられます。トラックは7億レアル、バスは3億レアルが割り当てられている。

 

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