中銀の発表によると、5月のクレジット部門延滞率及び平均金利は上昇(2023年6月28日付けヴァロール紙)

ブラジル中央銀行の発表によると、2023年5月のブラジルファイナンスシステムのクレジット部門の平均延滞率は、前月よりも0,1%上昇の3,6%を記録している。また法人向けクレジット部門延滞率は、前月の2,4%から2,5%と0,1%上昇している。

5月の一般家庭のクレジット部門延滞率は、前月並みの4,2%で推移、融資先が自由に選択できる自由クレジット部門の延滞率は、前月の4,8%から4,9%に微増している。

国家プロジェクトなど融資先が限定されている限定クレジット部門の延滞率は、前月の1,6%から1,7%に微増、5月のクレジット部門の平均年利は、前月比0,4%増加の32,5%に上昇している。また5月の過去か月間では4,7%と大幅増加を記録している。

5月の法人向けクレジット部門の平均年利は0,3%増加の21%、個人向けクレジットの平均年利は0,4%増加の38,2%を記録している。自由クレジットクレジット部門の平均年利は前月の45,1%から45,5%に上昇している。

5月のクレジット部門向けスプレッドは前月の21,8%から22,3%と0.5%上昇。個人向けクレジットのスプレッドは28%から28,5%、法人向けクレジット部門の平均スプレッドは9,7%から9,8%に上昇している。

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